インターネット全盛の昨今、スマホに至っては1人1台が当たり前の時代になりました。
FacebookやTwitterなど、誰もが自分の「メディア」を持つことができます。
中小企業や個人事業主など、ビジネスの面においても、集客用のホームページは必須となってきています。
我々のような税理士事務所も例外ではありません。
これから開業する税理士の方だけではなく、すでに事務所を構えている方にとっても、ホームページの作成は重要になります。
ということで今回は、税理士事務所がホームページを作るメリットとその際の注意点についてお話していきたいと思います。
目次
税理士事務所がホームページを作る5つのメリット
メリット1|ホームページからの集客がある
ホームページを作ろうと思う一番の理由が集客です。
税理士事務所の場合、紹介による新規顧客の獲得に依存しがちになってしまいますが、ホームページによって別の集客ルートを作ることができます。
「24時間働く休まず働く営業マンです!」
よく言うホームページの売り文句ですが、実際に軌道に乗ると、コチラから動かずともお問い合わせが来るようになります。
メリット2|事務所の特徴をアピールできる
制作会社に頼むにしても、基本的には自分の書きたいことや載せたいことで、自由にホームページを作ることができます。
他の事務所にはない強みや特徴があれば、存分にホームページでアピールすることができます。
上記の集客につながるのももちろんですが、ホームページを見る段階で自分のことをお客さんに知ってもらうことができます。
メリット3|他の事務所と差別化できる
本来は、ホームページを作ったからといって差別化にはなりません。
しかし、こと税理士業界に関しては、ホームページをしっかりと作るだけでも、ある程度他の事務所と差別化することができます。
税理士の平均年齢は約65歳と高齢なことや、従来紹介での集客がメインだったことなど、ホームページに力を入れている税理士事務所は多くないのが理由です。
メリット4|情報発信により専門家としてのブランディングができる
ブログなどを更新することによって、最新情報を発信しページ内のコンテンツを増やしていけば、専門家としてのブランドを確立することができます。
税理士の知識は、専門性が高く賞味期限も長いので、情報発信をすればするほどそれが資産となり、自身のブランド価値を高めることにつながります。
また、そうすることで、お客さんも事務所に対して信頼感を抱きやすくなります。
メリット5|商圏外のお客さんにも認知してもらえる機会が増える
インターネットの大きな特徴ですが、ホームページは世界のどこからでも閲覧することができます。
税理士事務所も、Skypeやクラウド会計とあわせることで、日本全国どこでも顧問先を増やすことができます。
そのためには、SEO対策もしっかりと行い、様々な検索結果で上位表示を目指す必要があります。
ホームページ作成の際の注意点
注意点1|顔出しはできるだけ多めに
1つ目の注意点は、写真や動画などで顔出しを多めに行うということです。
税理士を探しているお客さんには、本当にこの事務所にお願いして大丈夫なのだろうか?、という不安が必ずあります。
お問い合わせにつなげるためには、ホームページを見た段階で事務所の雰囲気や税理士の人間性を伝えることが重要になります。
年齢が上がれば上がるほど、ネット上に自分の写真を載せることに抵抗がある人は多いかと思いますが、ホームページの効果を最大限発揮するためにも必ず行うようにしましょう。
注意点2|情報発信は継続的に行う
ホームページを作ったら、ブログやSNSなどで情報発信を行うことが非常に重要になります。
情報発信には、自身のブランディングや検索上位表示など、上記でご紹介した様々なメリットがあります。
しかし逆にいうと、情報発信をしなければ、全くといっていいほどホームページの反響は得られません。
情報発信をしないホームページは存在しないも同じとすら言われたり。
実際、ホームページを作っただけで満足してしまい、思ったような効果がなくて悩んでいる方は多いです。
本来の業務に加えて、ブログを更新するのは大変ですが、できるだけ継続的に(どんなに少なくても月1、2回は)情報発信をするように心がけましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ホームページの作成は、作っただけで効果が出るわけではありませんが、努力を重なれば必ず結果がついてきます。
これからの時代、さらにインターネットの発展が予想されます。
我々税理士業界も、IT化の波をしっかりと乗りこなせるかどうかが今後の課題になります。
その第一歩として、ホームページの作成をぜひ検討してみましょう。
終わり。