集客

自分の「強み」が浮かばない時に集客で差別化するための5つの方法

独立して事業を始めることになれば、本業以外にも様々なことをしなくてはいけません。

このブログでも度々お話している税金関係もそうですが、やはり中でも大切なのが集客です。お客さんが来なければ売上もクソもありません。

 

カミノ
カミノ
集客なら今の時代ネットだろ!

ホームページで一気にお客さん確保や!!

 

しかし、ホームページもただ作れば集客になるという訳ではありません。

競合と差別化出来ていなければ、作っても全くといっていいほど効果は出ません。

 

ホームページリニューアルに失敗した税理士事務所の5つの間違い独立をお考えの方の中には、ホームページの作成をご検討されている方も多いと思います。 確かに、1人1台スマホを持つことが当たり前の現...

強みも特徴もない、無難なホームページにしてしまった結果、リニューアル後半年経っても全く反響がありませんでした。つらい(゜゜)。

 

今回のブログでは、以前のブログのその後について。

これといった「強み」がない中でどうやって差別化していったかということについて、私たち自身の経験をお話していきたいと思います。

どれか少しでも参考になれば幸いですm(__)m。

自分の「強み」がなかなか見つからない

一言で表現するのも難しいですが、強みとは、自分にしか作り出せない付加価値のことです。

税理士事務所を例にみると以下のような感じでしょうか。

税理士事務所の強み(例)
  • 30代の若手税理士
  • 税理士と社会保険労務士のダブル資格
  • 建築業界専門の税理士
  • 国税出身の元税務調査官税理士
  • BIG4出身税理士
  • 1年間の顧問獲得数200件の税理士

などなど、このように業界内でも差別化できるほどの強みがあると、集客する上で本当に大きいです。

 

しかし、なかなか都合よく強みが見つからないのが現実です。

特に自分のこととなると難しい。。

私達もこれといった強みを見つけることができず、「創業50年」というのをおすので精一杯でした。(お客さんからしたら何のメリットもない。)

 

結果的に、いくら考えても自分達の強みというのが見つからなかったので、それ以外のことで差別化できないかと考えました。

続いては、その時行った方法についてお話していきます。

強みが浮かばない時に差別化するための5つの方法

その1|客層(サービス)を絞る

1つ目が、ターゲットとなる客層を絞るということです。

私達の場合、「創業顧問専門」というふうに、独立・起業をしたばかりのお客さんをターゲットとして決めました。

 

左手くん
左手くん
客層を絞るってどういうこと?
まつげちゃん
まつげちゃん
もし親子丼食べたいとしたら、ファミレスと親子丼専門店どっち行く?

 

というように、それ以外をあえて捨てることで、客層のお客さんをドンピシャに集客できるようになります。肉を切らせて骨を断つ作戦です。

この場合、絞れば絞るほど集客力は強くなります。

 

税理士事務所の中には「相続専門」、「飲食店専門」、「美容院専門」というように、さらに専門性に特化した事務所もあるのですが、私達はそこまで極端に絞り(れ)ませんでした(゜゜)。

その2|商圏(地域)を絞る

2つ目が、商圏を絞るといことです。

私達の場合、商圏を事務所のある北赤羽から、半径5km以内というように絞りました。

 

左手くん
左手くん
いや、インターネット時代に商圏絞るなんて意味ないでしょ。

 

と思う方も多いかもしれません。

しかし、こと税理士事務所に限っては、商圏を絞ることで以下のようなメリットが存在します。

  1. 定期訪問の説得力が増す
  2. そもそも検索するのは近くの税理士

それでは1つずつ詳しく解説していきます。

① 定期訪問の説得力が増す

税理士の一般的なサービスの1つとして、定期訪問というものがあります。

商圏を事務所の近辺に絞ることで、定期訪問の迅速さというのを連想させることができます。

顧問先は事務所の近辺のみ

訪問時間の短縮

迅速な対応

 

② そもそも検索するのは近くの税理士

これはそもそも論なのですが、インターネットで税理士を探そうと思った場合、多くの方は自分の近くの駅や地域でまず探します。

「新宿 税理士」、「港区 税理士」といった感じです。

 

つまり、新宿の近くの人は、わざわざ赤羽の税理士に頼もうとはなりません。

ですので、税理士が商圏は絞ったとしても、ホームページ集客の側面的にはあまりデメリットがありません。

その3|背伸びをしない

3つ目は、背伸びをしないということです。

私達の場合、お問い合わせがなかった時期は、「創業50年の信頼」というものを前面におしていました。

しかし、特に強みが無いのにもかかわらず、変に背伸びをしてよく見せようとしても、お客さんにはすぐ見抜かれてしまいます。

 

いくら背伸びをしても、最終的に判断するのはお客さんです。

特に税理士などの、お客さんとの関係性も重要な仕事の場合、性格や人間性もありのままを見せておくことが大切です。

その4|悪い部分もちゃんと見せる

背伸びしないに付け加えて、自分の悪い部分もちゃんと見せるというのが大切です。

最高でした!
とても親切で大満足です。
めちゃめちゃおすすめ。
もっと早く知りたかった。
友達も紹介したいです。

どうでしょう。

いい部分ばかりを見せてしまうと、むしろ胡散臭くなってしまいます。

人付き合いでも、自慢や成功した話ばかりの人より、失敗や短所も包み隠さず話してくれる人のほうが信用できますよね(゜゜)。

 

また、いい部分ばかりを見てお客さんが来てくれたとしても、そのお客さんは期待値爆上がりの状態になってしまいます。

ゴールはお問い合わせではなく、契約や商品を買ってもらうことですので、会ってガッカリされては元も子もありません。

その5|ブログで継続的に情報発信をする

最後は、ブログで継続的に情報発信をするということです。

2019年現在、税理士に関わらず、どの職業においても商品やサービスのレベルに差はなくなってきています。

 

商品やサービスに差がなくなるということは、それを誰から買うかということが重要になってきます。

お客さんに選ばれるようになるためには、継続して情報発信をすることで、自分で自分をブランディングするということが不可欠です。

 

また、ブログを継続するというのはなかなか大変で、誰でもできることではありません。

続けることで、結果的にそれが差別化する「強み」になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

独立をするのであれば、ホームページの作成は必須です。

 

本業をしつつホームページを作るというのは結構大変ですので、独立する前からしっかりと準備しておくように心がけましょう。

 

 

終わり。