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ホームページリニューアルに失敗した税理士事務所の5つの間違い

独立をお考えの方の中には、ホームページの作成をご検討されている方も多いと思います。

確かに、1人1台スマホを持つことが当たり前の現代において、事業のホームページは必須といえるでしょう。無いと怪しいと言う人もいるかもしれません。

しかし!!

作れば何でもいいわけではありません。

お金をかけてせっかく作っても、一切音沙汰無しで役割を果たしていないホームページはたくさんあります。それはもう、ひどいものです。

 

私の勤務先である神野税理士事務所も、リニューアル後半年間うんともすんとも言いませんでした。いやー辛かった。

 

「こんな思いをするのは私達だけで十分だ!」

 

ということで今回のブログでは、私の事務所がホームページリニューアルでどんな間違いを犯してしまっていたのか、お話していきたいと思います。

ぜひ、反面教師としてご覧ください。

ホームページをリニューアルした流れ

リニューアル前の神野税理士事務所の状況

まず、私が勤務しだした当初にも、事務所のホームページ自体は存在しました。

年間数件はホームページからのお問い合わせもあったのですが、作ってから5年以上経っていたので、いわゆる古臭~いホームページでした。

こんな感じ↓

  • 年間数件(5件弱)の問い合わせ
  • 作ってから5年以上経過(もしかしたらもっと。)
  • 控えめに言っても古臭い見た目
  • もちろんスマホ非対応
  • お問い合わせは事務所と同じ北赤羽駅周辺のお客様がメイン

というように、変え時といえば変え時だったのと、私の力説も相まってリニューアルに向けて動き出すことになりました。

タイミングピッタリの営業さん

左手くん
左手くん
ホームページを変えるって、一体何をどうすればいいんだろ。
まつげちゃん
まつげちゃん
とりあえず、インターネットで検索してみよう。

しかし、ネットで色々と調べてもなかなかピンとくる制作会社がありません。もちろん、自分で作るなんて無理です。

 

どうしたものかと、なかなか話が進まないでいると、ちょうどタイミングよくホームページ制作についての営業電話がかかってきました。

どうやら以前、ガラケーのホームページ作成をお願いしていた会社さんからで、スマホ対応もできるようにリニューアルしませんか?とのことでした。

 

(いや、ガラケーのホームページなんか作ってたんかい)

 

と、父に向けて喉元まで出かかった言葉をグッとこらえ、一先ず営業の方に来ていただくこととなりました。

「24時間無休で働く営業マンです!」

ホームページ制作でよく使われる売り文句ですね。

集客成功の未来が目に浮かびます。

 

私達も、最初はとりあえず話だけと思っていたんですが、営業の方の話を聞いていくうちに自然と契約書にサインしていました。

 

いやー、不思議ですよねー。

説得力がすごいのなんの。何より営業の方の人柄がいい。

ということで、あれよあれよとリニューアルの話が動き出しました。

 

(今回はリニューアル失敗についてのブログなので、さも、この方が悪いみたいなニュアンスになってますが、実はその後、マーケティングのきっかけをくださった本当にいい方。今思えばこの時お願いしておいてよかったと心から思います。)

ホームページリニューアルを失敗した5つの間違い

それでは、本題であるリニューアル失敗の要因についてお話していきます。

自己分析が不十分

まず1つ目が、自己分析が全然できていなかったということです。

事務所のことはもちろんですが、税理士が一体どんな仕事をしているのかすら、当時の私はきちんと理解していませんでした。

 

自己分析めちゃくちゃ大事です。

自分の特徴や強みが分からなければ戦略もクソもありませんからね。

客層のターゲットが未設定

2つ目が、自分たちのターゲットとなる客層を設定していなかったということです。

こんなこと全く考えていなかったし、そもそもそんな必要があることさえ知りもしませんでした。

 

自分たちのサービスを一体誰に売るのか、ということがしっかりと設定できていなければ、最適なサービスを提供することはできません。

性別、年齢、仕事、どんな目標があって、どんな性格なのか等、できるだけ詳細なターゲット選定が必要になります。

なんでもやります

3つ目は、どんな仕事でもお任せください感です。

一見、色んな事ができそうでよさそうですが逆効果となってしまいます。

 

これも完全にやっていました。それはもう全部乗せもいいとこでした。

なんでもできる、いわゆる総合力で戦うとなると、どうしたって大手には勝てません。

 

ポケモンで例えるなら、自分達はイーブイ、大手はカビゴンです。真っ向勝負で勝てるわけがありません。

「かみなりのいし」でサンダースにするように、サービス内容を絞って特化させる必要があります。

制作会社さんに頼めばそれだけで大丈夫だろう

今までの間違いと趣向が違いますが、制作会社さんにお願いするだけですぐ集客できるようになるだろう、という間違いです。

 

制作会社さんの仕事はあくまでも、要望に合わせたホームページを作ることです。

上記のことなど、しっかりとネタを準備しなければいいホームページはできません。過信しすぎないように注意です。

ブログなどの更新をしない

最後の5つ目が、ブログなどのホームページの更新をしないことです。

私達もホームページが完成したことに満足し、ブログの更新をほとんどしていませんでした。

 

ブログなどで徐々にコンテンツを増やしていかないと、SEO的に弱いホームぺージのままです。

どんなにいいホームページだったとしても、誰の目にも入らなければ何の意味もありません。でした。

改善策(ザックリ)

改善策

・自己分析で武器を見つける

・客層の想定

・最適なサービスの選定

・ブログで最新の情報を随時更新

中でもブログ更新によってコンテンツを増やすことが大切です。

もし、私達と同じように、ホームページでの集客がなかなか思うようにいかない方は、上記の項目をまずはチェックしてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

ホームページを新しくしていざ反響が全くないと、どんどんと自分に魅力がないのでは?と自信が無くなっていってしまいます。

すると、自然とホームページのことを考えないようにするという悪循環に陥ります。陥りました。

 

そうならないためにも、ホームページを作る際は下準備をしっかりするように心がけましょう。

 

終わり。