こんにちは、カミノです。
ビジネスをするにあたり、信用というのは非常に大切になります。
会社内で大きな仕事を任されたり、部下や上司からも一目置かれたりなど、信用のあるなしでビジネスのし易さは大きく変わります。
これは独立して個人事業主になってからも同様で、お客からの信用があればそれだけ集客力は高まる一方、信用がなければ契約までなかなか繋げられなかったりします。
というように、特に独立した当初は信用を獲得するのが難しいのが現状です。
会社というバックボーンを捨てて、1から事業を始めるので当然といえば当然です。
しかし、独立を成功させるためには、なんとしてでも信用を獲得する必要があります。
ということで今回は、ビジネスにおいて信用を確保する方法について詳しくお話していきたいと思います。
目次
ビジネスのおける信用の力
初めに、ビジネスにおいて信用が持つ力について簡単にご紹介していきます。
信用があればたくさん売れる
最も分かりやすい点でいうと、信用があることで商品やサービスが売れます。
フランチャイズという独立の形が一般的であるのは、信用の力を借りることである程度の売上を見込めるというのが理由です。
多くの企業が広告塔として有名人を起用するのも、その有名人の持つ信用を商品販売に還元することが目的となります。
信用があれば高くても売れる
信用が多くあると、価格が高額でも商品やサービスが売れるようになります。
ノーブランドでは数百円のTシャツも、有名ブランドのロゴが1つ入るだけで何十倍、何百倍にも価格が跳ね上がります。
仮に中身の同じ商品やサービスだったとしても、信用次第で商品価値は比較にならないほど変化することになります。
信用があればお客がお客を呼ぶ
信用によって一次的な販売促進効果があるのはもちろん、リピーターとしての継続的な購買効果や、買ったお客自身がそれを他人に宣伝するといった二次的な効果も期待することができます。
こうした好循環を作ることができれば、自ら広告宣伝を行うことがなくともお客のほうから自然と買いに来てくれるようになります。
信用を獲得するために必要なこと
信用というのは、ビジネスにおいて本当に大きな力になります。
では、その信用を獲得するにはどのような方法があるのか、具体的にご紹介していきます。
肩書きや経歴
信用を得るための分かりやすい方法として、資格や役職などといった肩書きや、学歴や職歴などの経歴があげられます。
具体的には以下のような例があげられます。
- 弁護士
- 代表取締役社長
- 東京大学卒
- 元国税局職員
- 元ゴールドマンサックス勤務
- 本場イタリアで20年修業
- 甲子園出場
- 国体優勝
など、社会的知名度の高い資格や職歴があると、それだけで一気に信用を獲得することができます。
こうした肩書きや経歴は誰にでもあるわけではないので、独立後は積極的にアピールしていくようにしましょう。
サービス実績
提供するサービスの実績というのも信用を獲得するために有効となります。
同じ類としては、口コミやお客様の声といったものも同じように効果があります。
こうした実績などは最初から備わっているものではないので、結果が出る度に随時アピールしていくことがおすすめです。
誰でもできるのは継続すること
しかし、先ほども述べた通り肩書や経歴というのは誰にでもあるわけではありませんし、最初からアピールできる実績があるというのも稀です。
というような場合に、信用を獲得するためにできることが継続することです。
営業や情報発信を継続することこそ、誰でもできる信用を獲得する方法になります。
「独立や起業をして5年もすれば8割は廃業する」なんていわれるように、小さくとも継続することができれば自動的にライバルはいなくなっていきます。
また、誰にでもできる簡単なことほど継続するのは難しく、継続したこと自体がアピールできるポイントになり得ます。
まずはブログやSNSで発信し続けること
継続することとしてぜひおすすめしたいのがブログやSNSによる情報発信です。
上記のように、継続することでそれ自体がアピールポイントになる他に、情報を発信し続けることによって専門家としてのセルフブランディングを行うことができます。
さらに、ホームページのSEO対策としての効果や、ブログの記事それぞれがwebでの窓口となることなど、集客との相性も抜群です。
ブログやSNSは基本的にお金をかけることなく行うことができるので、独立したらまず取り組んでみるように心がけましょう。
継続を行うために必要な3つの心構え
継続することで誰でも信用を獲得することができるというのは、見方を変えるとそれだけ継続することが難しく、できる人が少ないということでもあります。
最後に、継続を行うために必要な心構えについてお話していきます。
60点でいい
例えば、ブログの更新を継続する場合、ただの日記ではなくユーザーに役立つ情報を記事にすることが重要になります。
しかし、内容を意識しすぎてしまうと、逆になかなか思うように書けなくなってしまいます。
当たり前ですが最初から100点ものを作ることはできません。
続けることで徐々に精度が上がっていくので、最初は60点くらいの内容でも十分に合格点といえます。
あまり自分に厳しすぎると、結果的に継続の足枷となってしまうので注意しましょう。
継続の目標は高くし過ぎない
継続を行う上で、目標設定というのは重要になります。
しかし、この目標設定を高くしすぎてしまうと逆効果になってしまうことがあります。
- 1年間毎日ブログ更新
- 1日3時間は必ず作業
というように、目標が高くなればなるほどそれを達成する難易度は上がります。
仮に、毎日更新を目標としていた場合、1日でも更新をサボってしまうとそれだけで目標達成失敗となってしまいます。
そうなると一気にモチベーションが下がってしまうことも珍しくなく、結果的に継続することができなくなってしまいます。
事業を営みながら継続を行うのは思っている以上に大変なので、多少甘くても実現可能な目標設定を心がけましょう。
続けられなくても自分を責めない
最後に最も大切なことが、続けられなくても自分を責めないことです。
自分で継続すると決めてできないと、このように自己嫌悪に陥ることが多々あります。
しかし、上記でもお話したようにほとんどの人は継続を行うことはできません。
継続できなかったとしてもあなたが悪いわけではなくそれが普通です。
一旦継続が止まっても、1か月後でも1年後でも再開すればそれは継続です。
自己嫌悪にならず、自分のペースで進めることがなにより大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ビジネスにおいて信用の力はとても大きく、その分一朝一夕で手に入るものではありません。
ブログの継続も簡単そうでとても難しいですが、必ず事業にいい影響が出てきます。
自分のペースでできるだけ継続していくように心がけましょう。
終わり。